COM. ―― 1. 太陽よ:ダプネーに恋したアポッローンへの呼びかけ.月桂樹に変化したダプネーとラウラ(=月桂樹)とを重ね合わせる. 2. 樹:fronde. 月桂樹.Vat. lat. 3196 (fol. 1v)で取り消された草稿にはluce《光》とあった. 3f. 自らと我らにとっての美しき災い:l'addorno suo male et nostro. ここではイヴのこと.addorno《美しい,飾られた》という形容詞はダンテ『神曲 天国篇』でベアトリーチェについても‘veggendo quel miracol più addorno’ (Par. XVIII 63). 8. 逃げていく:ともに眺めようと太陽に呼びかけたところで空しく,一日は忽ちに過ぎて日が暮れ,愛しいものを見ることがかなわなくなる. 12. 語る間にも:mentr'io parlo. 3196写本の草稿ではa poco a poco《少しずつ》となっていた箇所.
2017/07/25
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