優雅で巧みな復讐をなすため，
また数多の屈辱を一日のうちに晴らすため，
愛神アモルは密かにその弓を再び取り上げた，
さながら傷を負わす時と場所をうかがう狩人の如く．

私の力は心に集中して
其処と両眼を守っていた．
そのとき其処へ死に至る一撃が深々と降りてきた――
その場所ではどんな矢も折れてしまうのが常だったのだが．

かくして最初の一撃にわが力は乱されて，
必要に駆られて武器を執るための
力も時間も持たなかった．

また賢明にも険しく高い山へと
その責苦から退避することさえできなかった――
今ではその苦しみから身を守ろうとしても力及ばないのだ．